皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。
掘る——それだけで現場は一気に“生もの”になります。土は季節や含水比で日々性格を変え、同じ地点でも朝と夕方で掘れ味が違うことも珍しくありません。だから根切りは設計寸法どおりに掘るだけでなく、掘る順番・支える仕組み・水の逃がし方・仮置きと搬出の動線まで含めた“総合競技”。本稿は戸建て〜中規模基礎を対象に、現場で迷わない実務手順・判断基準・リスクの潰し方をロング版でまとめます。
1. 掘削開始までの準備(“掘る前に7割”)
• 丁張り・BM(基準高):一次BM→二次BM(複数)を離れた場所に確保し、雨・車両振動で狂いにくい位置へ。BMの写真+座標+レベル値を台帳化。
• 掘削計画図:平面・断面・工程・機械動線・安全区画・誘導員配置・集水井位置を1枚に。土量算定(3D)で仮置きと搬出回転を見える化。
• 地下埋設物確認:事前照会・レーダー探査・試掘。ヒット時の停止→連絡→設計協議のフローを朝礼で共有。
• 近隣説明:残土搬出ピーク・生コン搬入日・騒音時間帯を書面+口頭で案内。苦情窓口を明示。
2. 掘削のセオリー(過掘りを“作らない・許さない”)
• 掘り始めは“奥から”:手前から掘ると重機の退路がなくなる。奥→手前→法面整形の順で。
• 機械選定:狭小地は0.1〜0.25クラス+小旋回。アームの届きと旋回空間を優先し、3Dマシンガイダンスがあれば過掘り抑制に有効。
• 仕上げ5〜10cmは人力:最後はスコップ+整地板で面を出し、支持層の乱れを最小化。過掘りが出たら良質土または砕石で置換+層状転圧、位置と厚みを記録。
• 根切り底管理:レベルは等高線チョークで可視化。必要に応じ簡易動的コーンや平板載荷で“支持感”を確認。
3. 山留の選択(支える・離す・減らす)
• 自立法面:浅根切りでは安定勾配で自立。粘性土は雨で崩れるためシート養生と立入制限。法肩から1.0m内側立入禁止を徹底。
• 親杭横矢板:近接構造物や掘削深が大きい場合。根入れ長と変位計測(沈下・傾斜)をセットで計画。矢板の隙からの土砂・水の噴出に備え、裏込め材と止水材を常備。
• 切梁(ストラット)/アンカー:幅広掘削は切梁、越境可ならグラウンドアンカー。重機旋回と干渉しない位置に。
4. 水と土のリスク管理
• 湧水:サンプ(最深部)→集水井→水中ポンプ二重化。吐出は沈砂槽→中和→排水。濁水流出は一発退場級のリスクと認識。
• 雨の前日対策:法肩に簡易堤、ブルーシート屋根、搬出路のマット+洗輪、資材のかさ上げ。
• 液状化・崩壊:砂地盤×高GWはウェルポイントを計画。地震時の一時避難導線も朝礼で共有。
5. 残土の仮置きと搬出♻️
• 仮置き:山留・法肩から離隔1.0m以上、高さは1.5m以下を目安。雨筋が付いたら締固めorシート養生。
• 搬出回転表:車種・積載・走行時間・待機場所・学校の登下校時間を回避。道路清掃は朝・昼・終業前の3回ルーチン。
• 受入先:土性・含水で条件が変わる。電子マニフェストでトレースを確保。
6. 安全設計(ゼロ災は設計できる)
• 開口養生:二段手すり+落下防止ネット+点滅灯。夜間は仮設照明で陰を消す。
• 重機災害防止:一人合図の原則。旋回範囲ゼロ接触、バック時警報音の音量管理(近隣配慮)。
• 酸欠・有害ガス:湧水・泥水処理で硫化水素の可能性。携帯検知器の校正期限を確認。
7. ありがちなNG→是正♀️→✅
• 過掘り→捨てコン厚で帳尻:支持層破壊の恐れ。→置換+転圧、再発防止は3D誘導+人力仕上げ。
• 山留変位の見逃し:後戻り不能に。→計測杭・クラックゲージで日次記録、閾値超で中段切梁増し。
• 濁水流出:苦情・工事停止。→沈砂槽二段と油吸着マット、緊急遮断板を常備。
8. 写真・記録・合意
• 撮る順:全景→中景→近接(スケール当て)。掘削深はレベル読みを画面に写し込む。山留はセパ・切梁番号が分かる角度で。
• 合意:過掘り是正・山留追加・搬出路変更は監理者合意→写真→記録の三点セット。
9. ミニケース
• 軟弱粘土×梅雨時:法面が“垂れる”。→自立法面→親杭横矢板へ即時変更、集水井増設で安定。工程は地業・型枠準備に切替えて天候待ちを有効活用。
10. チェックリスト ✅
☐ BM・丁張り・掘削計画・3D土量
☐ 山留方式と変位計測計画
☐ 集水・濁水処理・排水ルート
☐ 仮置き位置・離隔・高さ
☐ 近隣案内・道路清掃・誘導員
☐ 開口養生・合図者・検知器
まとめ:根切りは“掘る作業”ではなく“安定を設計する作業”。支える・離す・減らすの3視点で、変位と水を制し、品質と安全を同時に満たしましょう。次回は基礎の座布団、地業の品質を深掘りします!
追補:根切り×山留×排水の“詰め”
• 法面の自立は天気に依存。前夜雨なら安全率を1段上げ、自立→矢板へ判断変更。
• 変位管理:親杭横矢板は計測杭/傾斜計を設置し、閾値超で切梁追加のトリガーを持つ。
• 過掘りは支持層破壊の引き金。仕上げ5〜10cmは人力、出たら良質土置換+層状転圧で記録を残す。
• 濁水ゼロ宣言:サンプ→集水井→沈砂槽×2→中和→排水の一筆書き配管図を掲示。
事例:粘性土×降雨連続
• 初日で親杭横矢板へ切替、集水井増設。土工→型枠準備に工程をスライドし工期を死守。
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皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。
調査の次は“地盤チューニング”。必要な性能を、過不足なく、施工性とコストのバランスで実現するのが改良設計の妙です。住宅〜中規模で多い三工法を、適用条件・施工フロー・品質管理の観点で比較します。さらに選定フローチャートと見積りの目の付け所も添えます。🧮
1) 表層改良(表層地盤改良)
• 適用:軟弱層が浅い(1.5〜2.0m程度)、上部荷重が中小規模。
• 原理:原位置土に固化材(セメント系)を混合し、連続した改良体を形成。
• 施工:掘削→固化材散布→撹拌→敷均し・転圧。厚み・密度の検査が重要。
• 品質:配合量、含水比、一軸圧縮強さ(コア抜きまたは供試体)。
• 注意:粉じん・雨天の固化不良、地下水位高での強度不足。
2) 柱状改良(深層混合処理)
• 適用:軟弱層が厚い、支持層が中浅深。改良径Φ60〜100cmを格子状に配置。
• 原理:撹拌翼を地中へ貫入し、セメントミルク注入→撹拌→円柱状改良体を形成。支持層へ到達または摩擦支持。
• 施工:測点墨出し→機械建込→貫入/注入/撹拌→引上げ→天端整形。
• 品質:ミルク配合(W/C)、注入量、撹拌回数、出来形(深度・径)、一軸強度。
• 注意:噴泥処理、側方変位、障害物対応。施工記録のリアルタイム管理。
3) 砕石パイル(ジオパイル等)
• 適用:高地下水・セメント系不使用・液状化対策を兼ねたい場合。
• 原理:地中に空間を形成し、砕石を締固め充填して砕石柱を作る。排水性向上とせん断抵抗で沈下抑制。
• 施工:地盤置換→底部拡径→砕石投入→締固め→築造→天端整形。
• 品質:投入量、締固めエネルギー、出来形(深度・径)、載荷試験。
• 注意:極軟弱粘土では側圧不足で柱痩せ。設計間隔と径の見直しが必要。
選定フローチャート🧭
1. 地下水位が高い?→Yes:砕石パイル優先検討。No:2へ。
2. 軟弱層厚が>2m?→Yes:柱状改良。No:3へ。
3. 荷重規模が小〜中?→Yes:表層改良。No:柱状改良+地中梁併用も検討。
見積りの目の付け所💰
• 試験費(一軸・載荷)は見落とされがち。契約前に含める。
• 泥水処理・発生土処理:環境・近隣対応含め系統図とセットで計上。
• 施工記録:GPS/深度/注入量の電子データ提出を条件に入れる。
チェックリスト ✅
☐ 性能要件(沈下・不同沈下・耐震)
☐ 地盤条件(N値・地下水・液状化)
☐ 施工条件(搬入・騒音・汚泥・工期)
☐ 品質確認(強度・出来形・載荷)
☐ コスト(初期+ライフサイクル)
まとめ:改良は“最小の介入で最大の安定”。長短を正直に比較し、現場適合で勝ちましょう。次回は掘削=根切りの実務へ!🕳️
追補:改良体の出来形・強度保証と環境対策 🌱
• 一軸強度のロット管理:改良600m²を1ロット目安、抜取り本数と採取深度を仕様化。弱点は改良頭部と継手部に出やすい。
• 出来形:深度・径・位置はGPS/深度ログで可視化。施工日×機械IDを紐付けて追跡性UP。
• 汚泥・残土:pH調整/含水率低下のプロセス図を用意。電子マニフェストでエビデンスを確保。
• 砕石パイルの品質:投入量と締固めエネルギーを管理。極軟弱層では側圧不足で痩せが出るため、間隔/径の再設計。
現場Tips
• 風雨時は固化材ダマが生まれる→散布器具の清掃と一時停止基準を明文化。
• 改良頭部のレベル差は後工程に響く→天端整形を1日の最後に。🛠️
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皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。
適切な基礎形式の判断は、地盤が何者かを知ることから始まります。日本は火山灰、沖積砂、粘土、埋立て、盛土…と土地の履歴が多様。調査を“儀式”で終わらせず、設計に生かす読み取りが肝心です。ここでは代表的な調査方法と、結果の“活かし方”を実務目線でまとめます。📑
代表的な調査方法
1. スウェーデン式サウンディング(SWS)
o 小規模で一般的。ロッド先端にスクリューを付け、荷重と回転数で貫入抵抗(換算N値)を推定。
o 長所:機材が小回り、コスト低、複数点で傾向を掴める。
o 短所:砂礫層や玉石混じりで過大評価の恐れ、地下水位の把握は限定的。
2. 平板載荷試験(PLT)
o 掘削底で鋼板を載せ、荷重-沈下量から地耐力(許容支持力度)を評価。
o 長所:実地盤の実測値が得られ、地業(砕石転圧)の効果確認にも有効。
o 短所:試験規模や載荷段階の設計意図の理解が必要。準備手間あり。
3. ボーリング調査(SPT併用)
o 中〜大規模。試料採取、標準貫入試験(N値)、地下水位、層序の把握に有効。
o 長所:層ごとの性状把握、支持層深度の確定。
o 短所:コスト高、点情報のため複数箇所が望ましい。
読み取りの勘所
• 層序の連続性:盛土→粘土→砂層→支持層の順序と厚さ。軟弱層の厚みが不同沈下リスクに直結。
• 地下水位:根切り時の湧水、コンクリートの品質、養生、凍上リスクに影響💧。
• N値のばらつき:同一敷地内でもムラは起きる。複数点調査の平均だけでなく最小値に注目。
• 液状化の可能性:砂地盤×高地下水位×地震動。粒度組成・締まり具合の評価を忘れずに。
調査→設計へのつなぎ方
• 基礎形式の選定:
o 表層に軟弱層が薄く、平均的にN>3〜5 → べた基礎/布基礎で対応。
o 軟弱層が厚く支持層が深い → 杭/柱状改良で支持層へ到達。
o 地下水位が高い・液状化懸念 → 砕石パイル/地盤改良+排水を検討。
• 仕様決定:
o コンクリートの設計基準強度、かぶり厚さ、防湿・止水計画、アンカー納まりに反映。
現場での“あるある”
• 調査点が少なすぎ:1〜2点では“地盤の気分”を読み違える。最低3点は欲しい。
• レポート読み飛ばし:図表だけでなく土試料写真・記録紙も確認。現場で色・臭い・触感の再確認👃。
• 設計と施工の断絶:設計意図が現場に届かず、過掘り/過転圧などで地盤を乱す。
ケース:盛土造成地の注意点🧱
• 盛土層が厚く、N値が上がらない場合は柱状改良×格子配列で不同沈下を抑制。
• 地下水位が浅いと掘削中の湧水が多発。ウェルポイントや集水井を計画。
• 粒度が粗でSWSが過大評価の恐れ→PLT併用で許容支持力度を実測。
チェックリスト ✅
☐ 調査点数・位置(通り芯基準)
☐ 地下水位と季節変動の確認
☐ 液状化・凍上の可能性評価
☐ 設計仕様への反映(Fc, かぶり, 止水)
まとめ:調査は“意思決定のためのデータ収集”
コストとリスクのバランスをとり、最悪シナリオ(不同沈下・湧水・液状化)を先回りで潰すのがプロの仕事です。次回は対策の切り札地盤改良工法を比較!🧠
追補:調査データの“読み替え”とリスク設計 🔎
• N値のばらつきは“地盤の性格”。平均ではなく最小値で基礎形式を当てはめ、部分補強(地中梁/改良)で差を吸収。
• 地下水位の季節変動は±0.3〜1.0m動く地域も。根切り時期と止水計画を季節で変える。
• 液状化簡易判定:粒度・締まり・水位・地震動。疑いがあれば砕石パイルやドレーンを検討。
• SPT試料の“臭い・色・手触り”:黒色で腐植臭→有機質土(沈下長期化)。灰白でサラサラ→洗掘注意。現場感覚を数値に重ねる。
ケース拡張:埋立地×地下水GL-0.8m
• 設計:柱状改良Φ80@1.8m格子+ベタ厚180。
• 施工:改良ミルクはW/Cと注入量を電子記録、出来形は深度ログで照合。
• 検証:平板載荷で許容支持力度を現地確認→OK。📑
調査→設計の“ギャップ”を埋めるメモ
• 設計者へ“最悪地点の写真/座標”を送ると議論が早い。
• 改良工法の比較表はコスト/m²・施工日数・騒音/汚泥・強度保証で並べる。📊
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皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。
家でも工場でもビルでも、「長持ちする建物」は足元の“見えない部分”がしっかりしています。基礎工事は、建物の荷重を地盤へ確実に伝え、地震や風、経年による変形から躯体を守るための最重要プロセス。ここが疎かだと、後からいくら仕上げを豪華にしても意味がありません。まずは全体像→目的→工程→失敗学→現場段取りの順で、実務に直結する視点で解説します。
基礎工事の主な目的
• 荷重の分散:柱・壁・床からの荷重を、基礎→地盤へ無理なく連続して伝える。
• 不同沈下の抑制:地盤の硬さムラによる傾き・ひび割れを防ぐ。
• 外力への抵抗:地震・風・凍上・乾燥収縮などの外力に対抗し、形を保つ。
大まかな流れ(住宅〜中規模を想定)
1. 地盤調査:土質・支持力・地下水位を把握(設計の出発点)
2. 地盤改良/杭:必要に応じて支持層まで強化・到達
3. 根切り・山留・排水:基礎の形に土を掘り、崩壊を防止
4. 地業:砕石敷均し・転圧・防湿シート・捨てコン
5. 墨出し:位置・高さ・芯を正確に記す✍️
6. 配筋・型枠:図面どおりの鉄筋と枠組みを“精度”で仕上げる
7. コンクリート打設:配合・受入・締固め・レベル管理
8. 養生・止水:温湿度管理、打継ぎと止水の健全化
9. 埋戻し・外構:排水勾配・犬走り・設備取り合いまで
“品質”の三本柱
• 設計:地盤データに基づく基礎形式・配筋・断面の妥当性。
• 施工:手順・精度・記録(写真/試験)。
• 管理:検査ポイントを外さない段取り(第三者/監理者の目)。
ケーススタディ:木造2階+ベタ基礎
• 地盤調査(SWS)でN値3〜5、地下水位はGL-1.6m。→ベタ基礎150mm+地中梁を採用。
• 雨季に着工のため排水計画を強化(集水井×2、ポンプ二重化)。
• 立上りは天端レベラーで±3mm以内を目標。アンカーは治具固定+三次元測定で“建て方ストレスゼロ”。
• 受入試験(スランプ・空気・温度・塩化物)と供試体をロットごとに採取。写真台帳は全景→中景→近接の三段で“見れば分かる”。
失敗あるあると未然防止
• 過掘り→捨てコン厚で辻褄合わせ:支持地盤を乱す恐れ。→丁張り・基準高の複数確認+オペ共有。
• かぶり不足:腐食・爆裂の原因。→スペーサー種類/ピッチの事前確認、写真で見える化。
• アンカー位置ズレ:上部構造の建て方に直撃。→治具/型枠へ一体固定と墨出しダブルチェック。
• 締固め不足:ジャンカ・コールドジョイント。→人員配置とバイブ計画、落下高管理。
現場段取りのコツ
• 天候窓を読む:梅雨・猛暑・寒波は配合・養生に反映️。
• 写真は“後で使える形”で:構造が隠れる前に全景→中景→近接。
• 近隣コミュニケーション:掘削・残土搬出・打設車の騒音と動線を先に説明。
Q&A(現場からのよくある質問)❓
• Q:布基礎とベタ基礎、どちらが安全?
A:地盤条件と上部荷重次第。ムラに強いのはベタ、点荷重が大きいなら地中梁併用を検討。
• Q:雨の日は打てる?
A:本降りは中止が原則。小雨なら受入試験重視+表面水管理で可だが、W/C上昇リスクに注意。
• Q:強度不足が出たら?
A:追加調査→設計協議。コア採取・反発度で実強度を評価し、必要なら補強・荷重制限へ。
チェックリスト(抜粋)✅
☐ 地盤調査の“最小値”で設計されているか
☐ 排水・養生の季節対策を計画したか
☐ かぶりとスペーサーの実物確認をしたか
☐ アンカー治具の固定と三次元測定計画
☐ 受入試験と供試体、写真台帳のテンプレ化
まとめ:基礎工事は“正解の積み重ね”。見えない品質を見える化し、工程ごとのキーポイントを押さえることが強い建物づくりの第一歩です。次回は出発点となる地盤調査を深掘りします!⛏️
追補:現場で“効く”運用ノウハウ集
• 意思決定の優先順位:安全 > 止水 > 構造 > 仕上げ > 工期 > コスト。迷ったらこの順に解く。
• 3点基準:測る・撮る・残す。測点は通り×距離×高さの3軸で統一し、写真ファイル名にも埋め込む(例:A-5_12.300_GL-0_配筋)。
• “可視化”の儀式:朝礼で今日の危険源3つと成功条件3つを黒板に。終礼では出来高1枚(上空写真/スケッチ)で共有。
• 工程遅延の芽切り:遅れは前日18時の資材・機械チェックで8割潰せる。生コンは車番×区画でダブルブッキングを回避。
• 近隣対策の黄金ルール:事前に“一番うるさい日”を正直に伝える。終わりに清掃+一声で体感満足度が跳ね上がる。
• 写真台帳の“勝ちパターン”:全景→中景→近接(スケール)の3枚1セット。是正前後の対写真は同じ構図で。
• ミスから学ぶ:過去案件の是正Top10を壁に貼る。新人は朝礼で1つだけ説明する係にして学習の場にする。
ミニ事例(戸建て×盛土造成地)
• 課題:造成後1年でN値ムラ。梅雨入り。
• 対応:砕石パイル+ベタ基礎+地中梁、打設前に集水井×2、ポンプ二重化。打設ブロック割を細かくしてコールドジョイントリスクを低減。
• 成果:出来形±許容内、不同沈下なし。近隣クレーム0件。
すぐ使えるチェックポイント ✅
☐ 最小値(N値/かぶり/強度)で考えているか
☐ 天気の窓を工程に織込んだか
☐ 座標と写真が後から追跡できるか
☐ 代替メニュー(止めても進む作業)を用意したか
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皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。
目次
12月は、一年を振り返りながら、
来年の暮らしや住まいの計画を考える時期でもあります。
新築や建て替え、増築を検討している方にとって、
基礎工事は家づくりの最初の一歩です。
家づくりというと、
間取り
デザイン
外観や内装
に目が向きがちですが、
そのすべてを支えているのが基礎です。
基礎の設計や施工がしっかりしていなければ、
どれだけ見た目が良くても、
安心して長く住み続けることはできません。
基礎工事では、次のような点がとても重要になります。
地盤の状態に合った基礎設計
建物の規模や用途に応じた構造
将来の暮らしを見据えた耐久性・安全性
同じ「家」でも、
土地や条件によって最適な基礎は異なります。
だからこそ、基礎工事は慎重に考える必要があります。
冬の間に家づくりの計画を進めておくことで、
次のようなメリットがあります。
春からの工事がスムーズに進められる 🌸
余裕を持った打ち合わせができる
納得のいく基礎設計をじっくり検討できる
慌ただしくなりがちな春先よりも、
12月は落ち着いて計画を立てやすい時期です。
基礎は完成すると見えなくなってしまう部分です。
しかし、見えなくなるからこそ、
手を抜かない
安さだけで決めない
専門的な視点でしっかり考える
ことが大切です。
基礎をしっかり作ることは、
家族の安心と住まいの寿命を守ることにつながります 🌱
新しい年を迎える前に、
住まいの土台となる基礎について、
一度じっくり考えてみませんか。
これから家づくりを始める方
計画段階で迷っている方
基礎について詳しく知りたい方
どんな段階でも、
小さなご相談からお気軽にお声がけください 😊
一年の節目となる12月。
新年に向けて、住まいの土台からしっかり準備を始めていきましょう。
目次
家の基礎をよく見ると、
細いひび割れが入っていることがあります。
基礎にできる**細かなひび割れ(ヘアクラック)**は、実は珍しいものではありません。
そのため、
「小さいし大丈夫だろう」
「今すぐ困っていないから平気」
と、そのままにしてしまう方も多いのではないでしょうか 🤔
ひび割れの状態や原因によっては、放置することで次のようなリスクにつながる可能性があります。
雨水が基礎内部に侵入する ☔
内部の鉄筋がサビてしまう
基礎全体の強度が低下する
特に、12月以降の寒い時期は注意が必要です。
雨・霜・凍結といった影響で、
ひび割れが広がったり、劣化が進みやすくなることがあります ❄️
誤解されがちですが、
すべてのひび割れがすぐに危険というわけではありません。
大切なのは、
ひび割れの幅や長さ
できた原因
現在も進行しているかどうか
をきちんと確認することです。
専門的な視点で状態を見極めることで、
「問題ないひび割れ」なのか
「補修が必要なひび割れ」なのかを判断できます 👀
ひび割れは、早めに補修を行えば小規模な工事で済むケースがほとんどです。
反対に、長期間放置してしまうと、
補修範囲が広がる
工事費用が大きくなる
住まい全体に影響が出る
といった可能性も出てきます。
これは補修が必要なのか分からない
ひび割れが前より大きくなった気がする
誰に相談すればいいか迷っている
そんなときは、
基礎工事の専門業者に一度見てもらうことをおすすめします 😊
一年の締めくくりとなる12月は、
住まいを見直す良いタイミングでもあります。
基礎のひび割れを確認し、
必要であれば早めに対処することで、
将来の大きな修繕を防ぐことにつながります。
「今は大丈夫そう」に見えるからこそ、
今のうちのチェックが大切です 🌱
皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。
目次
「基礎工事は暖かい時期じゃないとできない」
そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
確かに、基礎工事は気温や天候の影響を受けやすい工事です。
しかし実は、12月でも基礎工事は十分に可能です。
冬は気温が下がるため、
特にコンクリートの管理には注意が必要になります。
現在の基礎工事では、以下のような対策を行うことで、
品質をしっかり保った施工が可能です。
養生方法の工夫(シート養生・保温対策など)
気温や天候に合わせた施工管理
無理のない工程調整と作業計画
これらを適切に行うことで、
寒い時期でも安心・安全な基礎工事が行えます。
12月は、繁忙期を過ぎて
工事スケジュールが比較的落ち着く時期でもあります。
そのため、
現場管理にしっかり時間をかけられる
一つひとつの工程を丁寧に進めやすい
打ち合わせやご相談の時間を取りやすい
といったメリットもあります。
年明け以降の建築計画に合わせて、
基礎工事を先に進めておくという選択肢も、十分に考えられます 🏠✨
ただし、冬場の施工は
地域の気候や現場条件によって判断が異なります。
気温が極端に低い日
雪や凍結の影響が大きい場合
地盤や周辺環境の状況
こうした点をしっかり見極め、
無理な施工は行わず、安全と品質を最優先に進めることが何より大切です。
「冬でも工事できるの?」
「今の時期に進めておいた方がいい?」
そんな疑問や不安があれば、
どうぞお気軽にご相談ください。
現場の状況やご計画に合わせて、
最適なタイミングと施工方法をご提案いたします 🌱
12月でも、
適切な管理と判断を行えば、基礎工事は問題なく行えます。
冬だからこそできる準備もあります。
これからの建築計画に向けて、
基礎工事について一度考えてみてはいかがでしょうか。
皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。
目次
12月は一年の締めくくりの時期。
大掃除をしたり、給湯器や水回りの点検をしたりと、住まいを見直す機会が増える季節です。
しかしその一方で、
**「家の基礎」**について意識することは、意外と少ないのではないでしょうか 🤔
基礎は、建物全体を支える最も重要な構造部分です。
壁や屋根と違い、普段は目に入りにくいため、不具合があっても気づきにくい場所でもあります。
例えば、
基礎のひび割れ
欠けや剥がれ
地面とのすき間
表面の劣化や変色
こうした小さな異変でも、放置してしまうと
将来的に大きなトラブルにつながる可能性があります ⚠️
特に12月以降は、寒さによる影響を受けやすい時期です。
気温差によるコンクリートの収縮
凍結と融解の繰り返し
地盤の動きによる影響
こうした要因が重なることで、
基礎に知らず知らずのうちに負担がかかっていることもあります。
「今までは問題なかったから大丈夫」と思っていても、
季節の変わり目に状態が変化するケースも少なくありません。
今の基礎の状態がよく分からない
築年数が経っているが、点検したことがない
ひび割れが気になっているが、そのままにしている
年末の節目に、住まいをしっかり見直したい
当てはまるものがあれば、
年末のタイミングで基礎を確認することをおすすめします。
基礎の状態を把握しておくことで、
大きな補修工事を未然に防ぐ
住まいの寿命を延ばす
家族が安心して暮らせる環境を保つ
といったメリットがあります。
見えない部分だからこそ、
早めの点検・確認がとても大切です。
一年を締めくくる12月は、
これから先の暮らしを考える良いタイミングでもあります。
基礎を守ることは、
住まいを守り、家族の安心を守ることにつながります。
「少し気になるな」と感じたら、
ぜひ一度、基礎の状態をチェックしてみてください 😊
皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。
基礎工事はここまで進化!
基礎工事は、
「建物を支えるだけの工事」から
“地盤 × 耐震 × 長寿命 × 省エネ”を支える高度技術 へと進化しています。
この記事では
最新工法、地盤改良、耐震技術、長期優良住宅基準、IoT管理など
現代の基礎工事の最前線を徹底解説します🏗️🔥
目次
建物の基礎には、昔以上に厳しい性能が求められています👇
耐震性(大地震に耐える)
耐久性(寿命を長く保つ)
防湿性
断熱性
省エネ性
地盤沈下への耐性
基礎は建物の“質”を決定づける重要要素。
地盤調査は基礎の工法を決定する最も重要な工程。
代表調査👇
スウェーデン式サウンディング試験(SWS)
ボーリング調査
表面波探査
地盤の強さを確認し、
必要に応じて 地盤改良 を行います。
地盤が弱い場合、以下の工法を採用。
地盤の浅い部分を固化材で固める。
地中に柱状の改良体をつくる工法。
直径60cm程度の固化柱を数十〜数百本配置。
鉄の杭を支持層まで打ち込む。
砕石で地盤を締め固める。
環境に優しく人気上昇中。
現代の基礎工事では、以下のような進化した工法が採用されています👇
床下ではなく“基礎そのもの”を断熱。
→ 省エネ性UP
→ 結露に強い
→ 床下温度が一定
気密性能を向上させるため、
基礎部分で隙間を徹底排除。
軟弱地盤での沈下を長期的に抑制。
基礎工事の品質管理では、
コンクリート温度の管理が非常に重要です。
夏👇
打設後に急激に乾燥 → ひび割れリスク
スランプ調整が必要
冬👇
凍害のリスク
強度発現が遅い
加温・保温養生が必須
職人の技と管理が品質を大きく左右します。
最新の管理ポイント👇
配筋写真のクラウド管理
鉄筋結束の自動化
鉄筋位置センサー
3D図面(BIM/CIM)で配筋干渉を防止
昔より圧倒的に精度が向上しています。
基礎工事にもデジタル化の波が。
配筋検査・コンクリート温度管理・写真記録。
干渉チェック・レベル確認。
現場状況がリアルタイムで共有。
地盤改良の最適化。
→ 鉄筋が錆びて基礎寿命が短くなる。
→ 建物の傾きに直結。
→ 耐震性低下。
→ 打継ぎ管理ミス。
プロの基礎工事業者は、これらを未然に防ぐため
徹底した管理 × 職人の技術 × 経験 を組み合わせています。
基礎工事は、
「建物の安全性を決める最も重要な仕事」。
現代の基礎工事は
地盤改良
耐震技術
断熱・気密
デジタル施工
など、高度な技術が求められます。
建物は“基礎が良ければ一生安心”。
確かな技術と誇りを持つ職人たちが、
今日も建物の未来を支えています🏗️🔥
弊社では一緒に働く仲間を募集しています♪
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皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。
「建物の命を支える最重要工程」
家づくり・建物づくりの中で、
「最優先で絶対に手を抜いてはいけない工程」
それが 基礎工事 です。
基礎は建物全体を支える“土台”。
コンクリートと鉄筋でできた構造体で、
地震・地盤沈下・台風・荷重に耐えるための最も重要な存在です。
しかし、多くの人が「建物の外観や間取り」ばかりに目がいき、
基礎の重要性が見落とされがちです。
今回は、基礎工事の流れ、注意点、現場の技術、品質管理などを
3000字以上で分かりやすく解説します✨
目次
建物の重さは数十〜数百トン。
この荷重を地面へ分散し、建物が傾かないように支えているのが 基礎 です。
基礎の役割
建物をしっかり支える
地盤沈下を防ぐ
地震の揺れを吸収
湿気の上昇を防ぐ
建物の耐久性を高める
基礎が強ければ建物は長持ちし、弱ければどんなに立派な家も不具合が出ます。
基礎には主に3種類あります
一般的な住宅で多い方式。
建物の壁や柱の下に帯状に設ける
比較的コストが抑えられる
地盤が良い地域で使用される
現在もっとも採用されている工法。
建物の底面を“全面コンクリート”で覆う
地震に強い
湿気を遮断できる
シロアリ対策にも効果的
地盤が弱い場合に使用。
地中深くまで杭を打ち込む
建物の荷重を固い支持層へ伝える
大規模建築でも使用
地盤調査の結果によって最適な基礎を選びます。
基礎工事は、大きく10の工程で進行します。
敷地にロープで建物の位置を示し、
お客様・施工管理・大工が最終確認します。
基礎の深さ分、土を掘り下げる工程。
ポイント
どのくらいの深さまで掘るか
地盤の硬さの確認
湿気や地下水位
軟弱層の判断
掘削は基礎工事の始まりであり、慎重さが求められます。
砕石を敷き、プレート・ランマーなどでしっかり締固め。
重要ポイント
しっかり転圧して沈下を防ぐ
均一な地盤を作る
高さの基準を正確に守る
地盤の“下支え”となる大事な工程。
地面からの湿気が基礎に上がらないよう、
防湿シートを敷きます。
湿気は建物の劣化・腐朽の原因になるため必須です。
基礎工事の中で特に重要な工程。
鉄筋は基礎に“強さ”を与える骨組みで、
コンクリートだけでは出せない 引っ張り強度 を補います。
ポイント
鉄筋のピッチ(間隔)
太さ(D10・D13など)
主筋・配力筋の配置
かぶり厚確保
定着長さ
瑕疵保険の検査も必ず実施される最重要工程です。
型枠とは“枠”のこと。
コンクリートを流して固めるための型。
水平・垂直の割れ防止
パネルの強度
バタ角の固定
コーナー部分の補強
型枠は基礎の“形状と美しさ”を左右します。
基礎工事のクライマックス。
ポイント
コンクリートのスランプ(柔らかさ)
温度
天候
打ち継ぎ管理
バイブレーターで空気抜き
品質管理が非常に重要で、技術の経験が問われる工程。
打設後すぐに型枠を外すのではなく、
コンクリート強度が出るまでしっかり養生します。
風
雨
直射日光
乾燥
寒さ
これらの影響を受ける時期は特に慎重に管理します。
十分な強度が確認でき次第、型枠を取り外します。
仕上がり
むらがないか
ジャンカ(気泡)
ひび割れ
寸法精度
最終チェックを入念に行います。
美しい基礎は建物の品質の証。
最終クリーニングと点検後、次の工程(上棟)へ。
経験が浅い業者や管理が不十分だと、重大な欠陥につながります。
乾燥収縮・施工不良が原因。
→ 耐久性が低くなり、錆びる原因。
→ 打設不良・気温・配合の問題。
→ 建物全体が傾くリスク。
専門業者はこれらを徹底管理し、
不具合ゼロを目指すのがプロの仕事です。
基礎工事は、建物づくりの中で最も重要な工程。
目には見えなくても、建物の安全性・耐久性・住み心地は
この“基礎の品質”で決まります。
確かな技術、正確な施工、細かな管理──
基礎工事はまさに職人の誇りが詰まった仕事です️✨
弊社では一緒に働く仲間を募集しています♪
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