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ES保信のよもやま話~雑学講座32~

皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。

 

掘る——それだけで現場は一気に“生もの”になります。土は季節や含水比で日々性格を変え、同じ地点でも朝と夕方で掘れ味が違うことも珍しくありません。だから根切りは設計寸法どおりに掘るだけでなく、掘る順番・支える仕組み・水の逃がし方・仮置きと搬出の動線まで含めた“総合競技”。本稿は戸建て〜中規模基礎を対象に、現場で迷わない実務手順・判断基準・リスクの潰し方をロング版でまとめます。

 

1. 掘削開始までの準備(“掘る前に7割”)
• 丁張り・BM(基準高):一次BM→二次BM(複数)を離れた場所に確保し、雨・車両振動で狂いにくい位置へ。BMの写真+座標+レベル値を台帳化。
• 掘削計画図:平面・断面・工程・機械動線・安全区画・誘導員配置・集水井位置を1枚に。土量算定(3D)で仮置きと搬出回転を見える化。
• 地下埋設物確認:事前照会・レーダー探査・試掘。ヒット時の停止→連絡→設計協議のフローを朝礼で共有。
• 近隣説明:残土搬出ピーク・生コン搬入日・騒音時間帯を書面+口頭で案内。苦情窓口を明示。

 

2. 掘削のセオリー(過掘りを“作らない・許さない”)
• 掘り始めは“奥から”:手前から掘ると重機の退路がなくなる。奥→手前→法面整形の順で。
• 機械選定:狭小地は0.1〜0.25クラス+小旋回。アームの届きと旋回空間を優先し、3Dマシンガイダンスがあれば過掘り抑制に有効。
• 仕上げ5〜10cmは人力:最後はスコップ+整地板で面を出し、支持層の乱れを最小化。過掘りが出たら良質土または砕石で置換+層状転圧、位置と厚みを記録。
• 根切り底管理:レベルは等高線チョークで可視化。必要に応じ簡易動的コーンや平板載荷で“支持感”を確認。

 

3. 山留の選択(支える・離す・減らす)
• 自立法面:浅根切りでは安定勾配で自立。粘性土は雨で崩れるためシート養生と立入制限。法肩から1.0m内側立入禁止を徹底。
• 親杭横矢板:近接構造物や掘削深が大きい場合。根入れ長と変位計測(沈下・傾斜)をセットで計画。矢板の隙からの土砂・水の噴出に備え、裏込め材と止水材を常備。
• 切梁(ストラット)/アンカー:幅広掘削は切梁、越境可ならグラウンドアンカー。重機旋回と干渉しない位置に。

 

4. 水と土のリスク管理
• 湧水:サンプ(最深部)→集水井→水中ポンプ二重化。吐出は沈砂槽→中和→排水。濁水流出は一発退場級のリスクと認識。
• 雨の前日対策:法肩に簡易堤、ブルーシート屋根、搬出路のマット+洗輪、資材のかさ上げ。
• 液状化・崩壊:砂地盤×高GWはウェルポイントを計画。地震時の一時避難導線も朝礼で共有。

 

5. 残土の仮置きと搬出♻️
• 仮置き:山留・法肩から離隔1.0m以上、高さは1.5m以下を目安。雨筋が付いたら締固めorシート養生。
• 搬出回転表:車種・積載・走行時間・待機場所・学校の登下校時間を回避。道路清掃は朝・昼・終業前の3回ルーチン。
• 受入先:土性・含水で条件が変わる。電子マニフェストでトレースを確保。

 

6. 安全設計(ゼロ災は設計できる)
• 開口養生:二段手すり+落下防止ネット+点滅灯。夜間は仮設照明で陰を消す。
• 重機災害防止:一人合図の原則。旋回範囲ゼロ接触、バック時警報音の音量管理(近隣配慮)。
• 酸欠・有害ガス:湧水・泥水処理で硫化水素の可能性。携帯検知器の校正期限を確認。

 

7. ありがちなNG→是正‍♀️→✅
• 過掘り→捨てコン厚で帳尻:支持層破壊の恐れ。→置換+転圧、再発防止は3D誘導+人力仕上げ。
• 山留変位の見逃し:後戻り不能に。→計測杭・クラックゲージで日次記録、閾値超で中段切梁増し。
• 濁水流出:苦情・工事停止。→沈砂槽二段と油吸着マット、緊急遮断板を常備。

 

8. 写真・記録・合意
• 撮る順:全景→中景→近接(スケール当て)。掘削深はレベル読みを画面に写し込む。山留はセパ・切梁番号が分かる角度で。
• 合意:過掘り是正・山留追加・搬出路変更は監理者合意→写真→記録の三点セット。

 

9. ミニケース
• 軟弱粘土×梅雨時:法面が“垂れる”。→自立法面→親杭横矢板へ即時変更、集水井増設で安定。工程は地業・型枠準備に切替えて天候待ちを有効活用。

 

10. チェックリスト ✅
☐ BM・丁張り・掘削計画・3D土量
☐ 山留方式と変位計測計画
☐ 集水・濁水処理・排水ルート
☐ 仮置き位置・離隔・高さ
☐ 近隣案内・道路清掃・誘導員
☐ 開口養生・合図者・検知器

 

まとめ:根切りは“掘る作業”ではなく“安定を設計する作業”。支える・離す・減らすの3視点で、変位と水を制し、品質と安全を同時に満たしましょう。次回は基礎の座布団、地業の品質を深掘りします!

追補:根切り×山留×排水の“詰め”
• 法面の自立は天気に依存。前夜雨なら安全率を1段上げ、自立→矢板へ判断変更。
• 変位管理:親杭横矢板は計測杭/傾斜計を設置し、閾値超で切梁追加のトリガーを持つ。
• 過掘りは支持層破壊の引き金。仕上げ5〜10cmは人力、出たら良質土置換+層状転圧で記録を残す。
• 濁水ゼロ宣言:サンプ→集水井→沈砂槽×2→中和→排水の一筆書き配管図を掲示。

事例:粘性土×降雨連続
• 初日で親杭横矢板へ切替、集水井増設。土工→型枠準備に工程をスライドし工期を死守。

 

 

 

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ES保信のよもやま話~雑学講座31~

皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。

 

調査の次は“地盤チューニング”。必要な性能を、過不足なく、施工性とコストのバランスで実現するのが改良設計の妙です。住宅〜中規模で多い三工法を、適用条件・施工フロー・品質管理の観点で比較します。さらに選定フローチャートと見積りの目の付け所も添えます。🧮

 

1) 表層改良(表層地盤改良)
• 適用:軟弱層が浅い(1.5〜2.0m程度)、上部荷重が中小規模。
• 原理:原位置土に固化材(セメント系)を混合し、連続した改良体を形成。
• 施工:掘削→固化材散布→撹拌→敷均し・転圧。厚み・密度の検査が重要。
• 品質:配合量、含水比、一軸圧縮強さ(コア抜きまたは供試体)。
• 注意:粉じん・雨天の固化不良、地下水位高での強度不足。

 

2) 柱状改良(深層混合処理)
• 適用:軟弱層が厚い、支持層が中浅深。改良径Φ60〜100cmを格子状に配置。
• 原理:撹拌翼を地中へ貫入し、セメントミルク注入→撹拌→円柱状改良体を形成。支持層へ到達または摩擦支持。
• 施工:測点墨出し→機械建込→貫入/注入/撹拌→引上げ→天端整形。
• 品質:ミルク配合(W/C)、注入量、撹拌回数、出来形(深度・径)、一軸強度。
• 注意:噴泥処理、側方変位、障害物対応。施工記録のリアルタイム管理。

 

3) 砕石パイル(ジオパイル等)
• 適用:高地下水・セメント系不使用・液状化対策を兼ねたい場合。
• 原理:地中に空間を形成し、砕石を締固め充填して砕石柱を作る。排水性向上とせん断抵抗で沈下抑制。
• 施工:地盤置換→底部拡径→砕石投入→締固め→築造→天端整形。
• 品質:投入量、締固めエネルギー、出来形(深度・径)、載荷試験。
• 注意:極軟弱粘土では側圧不足で柱痩せ。設計間隔と径の見直しが必要。

 

選定フローチャート🧭
1. 地下水位が高い?→Yes:砕石パイル優先検討。No:2へ。
2. 軟弱層厚が>2m?→Yes:柱状改良。No:3へ。
3. 荷重規模が小〜中?→Yes:表層改良。No:柱状改良+地中梁併用も検討。

 

見積りの目の付け所💰
• 試験費(一軸・載荷)は見落とされがち。契約前に含める。
• 泥水処理・発生土処理:環境・近隣対応含め系統図とセットで計上。
• 施工記録:GPS/深度/注入量の電子データ提出を条件に入れる。

 

チェックリスト ✅
☐ 性能要件(沈下・不同沈下・耐震)
☐ 地盤条件(N値・地下水・液状化)
☐ 施工条件(搬入・騒音・汚泥・工期)
☐ 品質確認(強度・出来形・載荷)
☐ コスト(初期+ライフサイクル)

 

まとめ:改良は“最小の介入で最大の安定”。長短を正直に比較し、現場適合で勝ちましょう。次回は掘削=根切りの実務へ!🕳️
追補:改良体の出来形・強度保証と環境対策 🌱

• 一軸強度のロット管理:改良600m²を1ロット目安、抜取り本数と採取深度を仕様化。弱点は改良頭部と継手部に出やすい。
• 出来形:深度・径・位置はGPS/深度ログで可視化。施工日×機械IDを紐付けて追跡性UP。

• 汚泥・残土:pH調整/含水率低下のプロセス図を用意。電子マニフェストでエビデンスを確保。

• 砕石パイルの品質:投入量と締固めエネルギーを管理。極軟弱層では側圧不足で痩せが出るため、間隔/径の再設計。

現場Tips
• 風雨時は固化材ダマが生まれる→散布器具の清掃と一時停止基準を明文化。
• 改良頭部のレベル差は後工程に響く→天端整形を1日の最後に。🛠️

 

 

 

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ES保信のよもやま話~雑学講座30~

皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。

 

適切な基礎形式の判断は、地盤が何者かを知ることから始まります。日本は火山灰、沖積砂、粘土、埋立て、盛土…と土地の履歴が多様。調査を“儀式”で終わらせず、設計に生かす読み取りが肝心です。ここでは代表的な調査方法と、結果の“活かし方”を実務目線でまとめます。📑

 

代表的な調査方法
1. スウェーデン式サウンディング(SWS)
o 小規模で一般的。ロッド先端にスクリューを付け、荷重と回転数で貫入抵抗(換算N値)を推定。
o 長所:機材が小回り、コスト低、複数点で傾向を掴める。
o 短所:砂礫層や玉石混じりで過大評価の恐れ、地下水位の把握は限定的。
2. 平板載荷試験(PLT)
o 掘削底で鋼板を載せ、荷重-沈下量から地耐力(許容支持力度)を評価。
o 長所:実地盤の実測値が得られ、地業(砕石転圧)の効果確認にも有効。
o 短所:試験規模や載荷段階の設計意図の理解が必要。準備手間あり。
3. ボーリング調査(SPT併用)
o 中〜大規模。試料採取、標準貫入試験(N値)、地下水位、層序の把握に有効。
o 長所:層ごとの性状把握、支持層深度の確定。
o 短所:コスト高、点情報のため複数箇所が望ましい。

 

読み取りの勘所
• 層序の連続性:盛土→粘土→砂層→支持層の順序と厚さ。軟弱層の厚みが不同沈下リスクに直結。
• 地下水位:根切り時の湧水、コンクリートの品質、養生、凍上リスクに影響💧。
• N値のばらつき:同一敷地内でもムラは起きる。複数点調査の平均だけでなく最小値に注目。
• 液状化の可能性:砂地盤×高地下水位×地震動。粒度組成・締まり具合の評価を忘れずに。

 

調査→設計へのつなぎ方
• 基礎形式の選定:
o 表層に軟弱層が薄く、平均的にN>3〜5 → べた基礎/布基礎で対応。
o 軟弱層が厚く支持層が深い → 杭/柱状改良で支持層へ到達。
o 地下水位が高い・液状化懸念 → 砕石パイル/地盤改良+排水を検討。
• 仕様決定:
o コンクリートの設計基準強度、かぶり厚さ、防湿・止水計画、アンカー納まりに反映。

 

現場での“あるある”
• 調査点が少なすぎ:1〜2点では“地盤の気分”を読み違える。最低3点は欲しい。
• レポート読み飛ばし:図表だけでなく土試料写真・記録紙も確認。現場で色・臭い・触感の再確認👃。
• 設計と施工の断絶:設計意図が現場に届かず、過掘り/過転圧などで地盤を乱す。

 

ケース:盛土造成地の注意点🧱
• 盛土層が厚く、N値が上がらない場合は柱状改良×格子配列で不同沈下を抑制。
• 地下水位が浅いと掘削中の湧水が多発。ウェルポイントや集水井を計画。
• 粒度が粗でSWSが過大評価の恐れ→PLT併用で許容支持力度を実測。

 

チェックリスト ✅
☐ 調査点数・位置(通り芯基準)
☐ 地下水位と季節変動の確認
☐ 液状化・凍上の可能性評価
☐ 設計仕様への反映(Fc, かぶり, 止水)

 

まとめ:調査は“意思決定のためのデータ収集”
コストとリスクのバランスをとり、最悪シナリオ(不同沈下・湧水・液状化)を先回りで潰すのがプロの仕事です。次回は対策の切り札地盤改良工法を比較!🧠

 

追補:調査データの“読み替え”とリスク設計 🔎
• N値のばらつきは“地盤の性格”。平均ではなく最小値で基礎形式を当てはめ、部分補強(地中梁/改良)で差を吸収。
• 地下水位の季節変動は±0.3〜1.0m動く地域も。根切り時期と止水計画を季節で変える。
• 液状化簡易判定:粒度・締まり・水位・地震動。疑いがあれば砕石パイルやドレーンを検討。
• SPT試料の“臭い・色・手触り”:黒色で腐植臭→有機質土(沈下長期化)。灰白でサラサラ→洗掘注意。現場感覚を数値に重ねる。

 

ケース拡張:埋立地×地下水GL-0.8m
• 設計:柱状改良Φ80@1.8m格子+ベタ厚180。
• 施工:改良ミルクはW/Cと注入量を電子記録、出来形は深度ログで照合。
• 検証:平板載荷で許容支持力度を現地確認→OK。📑

 

調査→設計の“ギャップ”を埋めるメモ
• 設計者へ“最悪地点の写真/座標”を送ると議論が早い。
• 改良工法の比較表はコスト/m²・施工日数・騒音/汚泥・強度保証で並べる。📊

 

 

 

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ES保信のよもやま話~雑学講座29~

皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。

 

家でも工場でもビルでも、「長持ちする建物」は足元の“見えない部分”がしっかりしています。基礎工事は、建物の荷重を地盤へ確実に伝え、地震や風、経年による変形から躯体を守るための最重要プロセス。ここが疎かだと、後からいくら仕上げを豪華にしても意味がありません。まずは全体像→目的→工程→失敗学→現場段取りの順で、実務に直結する視点で解説します。

 

基礎工事の主な目的
• 荷重の分散:柱・壁・床からの荷重を、基礎→地盤へ無理なく連続して伝える。
• 不同沈下の抑制:地盤の硬さムラによる傾き・ひび割れを防ぐ。
• 外力への抵抗:地震・風・凍上・乾燥収縮などの外力に対抗し、形を保つ。

 

大まかな流れ(住宅〜中規模を想定)
1. 地盤調査:土質・支持力・地下水位を把握(設計の出発点)
2. 地盤改良/杭:必要に応じて支持層まで強化・到達
3. 根切り・山留・排水:基礎の形に土を掘り、崩壊を防止
4. 地業:砕石敷均し・転圧・防湿シート・捨てコン
5. 墨出し:位置・高さ・芯を正確に記す✍️
6. 配筋・型枠:図面どおりの鉄筋と枠組みを“精度”で仕上げる
7. コンクリート打設:配合・受入・締固め・レベル管理
8. 養生・止水:温湿度管理、打継ぎと止水の健全化
9. 埋戻し・外構:排水勾配・犬走り・設備取り合いまで

 

“品質”の三本柱
• 設計:地盤データに基づく基礎形式・配筋・断面の妥当性。
• 施工:手順・精度・記録(写真/試験)。
• 管理:検査ポイントを外さない段取り(第三者/監理者の目)。

 

ケーススタディ:木造2階+ベタ基礎
• 地盤調査(SWS)でN値3〜5、地下水位はGL-1.6m。→ベタ基礎150mm+地中梁を採用。
• 雨季に着工のため排水計画を強化(集水井×2、ポンプ二重化)。
• 立上りは天端レベラーで±3mm以内を目標。アンカーは治具固定+三次元測定で“建て方ストレスゼロ”。
• 受入試験(スランプ・空気・温度・塩化物)と供試体をロットごとに採取。写真台帳は全景→中景→近接の三段で“見れば分かる”。
失敗あるあると未然防止
• 過掘り→捨てコン厚で辻褄合わせ:支持地盤を乱す恐れ。→丁張り・基準高の複数確認+オペ共有。
• かぶり不足:腐食・爆裂の原因。→スペーサー種類/ピッチの事前確認、写真で見える化。
• アンカー位置ズレ:上部構造の建て方に直撃。→治具/型枠へ一体固定と墨出しダブルチェック。
• 締固め不足:ジャンカ・コールドジョイント。→人員配置とバイブ計画、落下高管理。
現場段取りのコツ
• 天候窓を読む:梅雨・猛暑・寒波は配合・養生に反映️。
• 写真は“後で使える形”で:構造が隠れる前に全景→中景→近接。
• 近隣コミュニケーション:掘削・残土搬出・打設車の騒音と動線を先に説明。

 

Q&A(現場からのよくある質問)❓
• Q:布基礎とベタ基礎、どちらが安全?
A:地盤条件と上部荷重次第。ムラに強いのはベタ、点荷重が大きいなら地中梁併用を検討。
• Q:雨の日は打てる?
A:本降りは中止が原則。小雨なら受入試験重視+表面水管理で可だが、W/C上昇リスクに注意。
• Q:強度不足が出たら?
A:追加調査→設計協議。コア採取・反発度で実強度を評価し、必要なら補強・荷重制限へ。

 

チェックリスト(抜粋)✅
☐ 地盤調査の“最小値”で設計されているか
☐ 排水・養生の季節対策を計画したか
☐ かぶりとスペーサーの実物確認をしたか
☐ アンカー治具の固定と三次元測定計画
☐ 受入試験と供試体、写真台帳のテンプレ化
まとめ:基礎工事は“正解の積み重ね”。見えない品質を見える化し、工程ごとのキーポイントを押さえることが強い建物づくりの第一歩です。次回は出発点となる地盤調査を深掘りします!⛏️

 

追補:現場で“効く”運用ノウハウ集
• 意思決定の優先順位:安全 > 止水 > 構造 > 仕上げ > 工期 > コスト。迷ったらこの順に解く。
• 3点基準:測る・撮る・残す。測点は通り×距離×高さの3軸で統一し、写真ファイル名にも埋め込む(例:A-5_12.300_GL-0_配筋)。
• “可視化”の儀式:朝礼で今日の危険源3つと成功条件3つを黒板に。終礼では出来高1枚(上空写真/スケッチ)で共有。
• 工程遅延の芽切り:遅れは前日18時の資材・機械チェックで8割潰せる。生コンは車番×区画でダブルブッキングを回避。
• 近隣対策の黄金ルール:事前に“一番うるさい日”を正直に伝える。終わりに清掃+一声で体感満足度が跳ね上がる。
• 写真台帳の“勝ちパターン”:全景→中景→近接(スケール)の3枚1セット。是正前後の対写真は同じ構図で。
• ミスから学ぶ:過去案件の是正Top10を壁に貼る。新人は朝礼で1つだけ説明する係にして学習の場にする。
ミニ事例(戸建て×盛土造成地)
• 課題:造成後1年でN値ムラ。梅雨入り。
• 対応:砕石パイル+ベタ基礎+地中梁、打設前に集水井×2、ポンプ二重化。打設ブロック割を細かくしてコールドジョイントリスクを低減。
• 成果:出来形±許容内、不同沈下なし。近隣クレーム0件。

 

すぐ使えるチェックポイント ✅
☐ 最小値(N値/かぶり/強度)で考えているか
☐ 天気の窓を工程に織込んだか
☐ 座標と写真が後から追跡できるか
☐ 代替メニュー(止めても進む作業)を用意したか

 

 

 

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ES保信のよもやま話~雑学講座28~

皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。

 

新年に向けて、基礎から考える家づくり 🏠🧱

12月は、一年を振り返りながら、
来年の暮らしや住まいの計画を考える時期でもあります。

新築や建て替え、増築を検討している方にとって、
基礎工事は家づくりの最初の一歩です。


家づくりは「基礎」が土台になります 🔍

家づくりというと、

  • 間取り

  • デザイン

  • 外観や内装

に目が向きがちですが、
そのすべてを支えているのが基礎です。

基礎の設計や施工がしっかりしていなければ、
どれだけ見た目が良くても、
安心して長く住み続けることはできません


基礎づくりで大切なポイント 🧱✨

基礎工事では、次のような点がとても重要になります。

  • 地盤の状態に合った基礎設計

  • 建物の規模や用途に応じた構造

  • 将来の暮らしを見据えた耐久性・安全性

同じ「家」でも、
土地や条件によって最適な基礎は異なります
だからこそ、基礎工事は慎重に考える必要があります。


冬のうちに計画を立てるメリット ❄️📅

冬の間に家づくりの計画を進めておくことで、
次のようなメリットがあります。

  • 春からの工事がスムーズに進められる 🌸

  • 余裕を持った打ち合わせができる

  • 納得のいく基礎設計をじっくり検討できる

慌ただしくなりがちな春先よりも、
12月は落ち着いて計画を立てやすい時期です。


見えなくなる部分だからこそ、妥協しない 🏗️

基礎は完成すると見えなくなってしまう部分です。
しかし、見えなくなるからこそ、

  • 手を抜かない

  • 安さだけで決めない

  • 専門的な視点でしっかり考える

ことが大切です。

基礎をしっかり作ることは、
家族の安心と住まいの寿命を守ることにつながります 🌱


新しい年に向けて、住まいの土台づくりを ✨

新しい年を迎える前に、
住まいの土台となる基礎について、
一度じっくり考えてみませんか。

  • これから家づくりを始める方

  • 計画段階で迷っている方

  • 基礎について詳しく知りたい方

どんな段階でも、
小さなご相談からお気軽にお声がけください 😊


一年の節目となる12月。
新年に向けて、住まいの土台からしっかり準備を始めていきましょう。

 

ES保信のよもやま話~雑学講座27~

皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。

基礎のひび割れ、そのままにしていませんか? 🧱🔍

家の基礎をよく見ると、
細いひび割れが入っていることがあります。

基礎にできる**細かなひび割れ(ヘアクラック)**は、実は珍しいものではありません。
そのため、

「小さいし大丈夫だろう」
「今すぐ困っていないから平気」

と、そのままにしてしまう方も多いのではないでしょうか 🤔


小さなひび割れでも注意が必要です ⚠️

ひび割れの状態や原因によっては、放置することで次のようなリスクにつながる可能性があります。

  • 雨水が基礎内部に侵入する ☔

  • 内部の鉄筋がサビてしまう

  • 基礎全体の強度が低下する

特に、12月以降の寒い時期は注意が必要です。
雨・霜・凍結といった影響で、
ひび割れが広がったり、劣化が進みやすくなることがあります ❄️


すべてのひび割れが危険なわけではありません 🌱

誤解されがちですが、
すべてのひび割れがすぐに危険というわけではありません

大切なのは、

  • ひび割れの幅や長さ

  • できた原因

  • 現在も進行しているかどうか

をきちんと確認することです。

専門的な視点で状態を見極めることで、
「問題ないひび割れ」なのか
「補修が必要なひび割れ」なのかを判断できます 👀


早めの対応が、結果的に安心につながります 🛠️

ひび割れは、早めに補修を行えば小規模な工事で済むケースがほとんどです。
反対に、長期間放置してしまうと、

  • 補修範囲が広がる

  • 工事費用が大きくなる

  • 住まい全体に影響が出る

といった可能性も出てきます。


こんなときは、専門業者に相談を 🏠

  • これは補修が必要なのか分からない

  • ひび割れが前より大きくなった気がする

  • 誰に相談すればいいか迷っている

そんなときは、
基礎工事の専門業者に一度見てもらうことをおすすめします 😊


12月の点検が、将来の安心につながります ✨

一年の締めくくりとなる12月は、
住まいを見直す良いタイミングでもあります。

基礎のひび割れを確認し、
必要であれば早めに対処することで、
将来の大きな修繕を防ぐことにつながります。

「今は大丈夫そう」に見えるからこそ、
今のうちのチェックが大切です 🌱

ES保信のよもやま話~雑学講座26~

皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。

 

冬に基礎工事はできる?12月の施工について 🏗️❄️

「基礎工事は暖かい時期じゃないとできない」
そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

確かに、基礎工事は気温や天候の影響を受けやすい工事です。
しかし実は、12月でも基礎工事は十分に可能です。


冬場の基礎工事で気をつけるポイント 🧱

冬は気温が下がるため、
特にコンクリートの管理には注意が必要になります。

現在の基礎工事では、以下のような対策を行うことで、
品質をしっかり保った施工が可能です。

  • 養生方法の工夫(シート養生・保温対策など)

  • 気温や天候に合わせた施工管理

  • 無理のない工程調整と作業計画

これらを適切に行うことで、
寒い時期でも安心・安全な基礎工事が行えます。


実は12月は施工しやすい時期でもあります 📅

12月は、繁忙期を過ぎて
工事スケジュールが比較的落ち着く時期でもあります。

そのため、

  • 現場管理にしっかり時間をかけられる

  • 一つひとつの工程を丁寧に進めやすい

  • 打ち合わせやご相談の時間を取りやすい

といったメリットもあります。

年明け以降の建築計画に合わせて、
基礎工事を先に進めておくという選択肢も、十分に考えられます 🏠✨


無理な施工は行いません ⚠️

ただし、冬場の施工は
地域の気候や現場条件によって判断が異なります

  • 気温が極端に低い日

  • 雪や凍結の影響が大きい場合

  • 地盤や周辺環境の状況

こうした点をしっかり見極め、
無理な施工は行わず、安全と品質を最優先に進めることが何より大切です。


冬の基礎工事も、まずはご相談ください 😊

「冬でも工事できるの?」
「今の時期に進めておいた方がいい?」

そんな疑問や不安があれば、
どうぞお気軽にご相談ください。

現場の状況やご計画に合わせて、
最適なタイミングと施工方法をご提案いたします 🌱


まとめ 📝

12月でも、
適切な管理と判断を行えば、基礎工事は問題なく行えます。

冬だからこそできる準備もあります。
これからの建築計画に向けて、
基礎工事について一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

ES保信のよもやま話~雑学講座25~

皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。

 

年末だからこそ見直したい「家の基礎」の大切さ 🏠🔍

12月は一年の締めくくりの時期。
大掃除をしたり、給湯器や水回りの点検をしたりと、住まいを見直す機会が増える季節です。

しかしその一方で、
**「家の基礎」**について意識することは、意外と少ないのではないでしょうか 🤔


基礎は、住まいを支える一番大切な部分 🧱

基礎は、建物全体を支える最も重要な構造部分です。
壁や屋根と違い、普段は目に入りにくいため、不具合があっても気づきにくい場所でもあります。

例えば、

  • 基礎のひび割れ

  • 欠けや剥がれ

  • 地面とのすき間

  • 表面の劣化や変色

こうした小さな異変でも、放置してしまうと
将来的に大きなトラブルにつながる可能性があります ⚠️


冬は基礎に負担がかかりやすい季節 ❄️

特に12月以降は、寒さによる影響を受けやすい時期です。

  • 気温差によるコンクリートの収縮

  • 凍結と融解の繰り返し

  • 地盤の動きによる影響

こうした要因が重なることで、
基礎に知らず知らずのうちに負担がかかっていることもあります。

「今までは問題なかったから大丈夫」と思っていても、
季節の変わり目に状態が変化するケースも少なくありません。


こんな方は、一度チェックがおすすめです 👀

  • 今の基礎の状態がよく分からない

  • 築年数が経っているが、点検したことがない

  • ひび割れが気になっているが、そのままにしている

  • 年末の節目に、住まいをしっかり見直したい

当てはまるものがあれば、
年末のタイミングで基礎を確認することをおすすめします。


基礎を守ることは、暮らしの安心を守ること 🌱

基礎の状態を把握しておくことで、

  • 大きな補修工事を未然に防ぐ

  • 住まいの寿命を延ばす

  • 家族が安心して暮らせる環境を保つ

といったメリットがあります。

見えない部分だからこそ、
早めの点検・確認がとても大切です。


年末の節目に、住まいの土台を見直してみませんか?✨

一年を締めくくる12月は、
これから先の暮らしを考える良いタイミングでもあります。

基礎を守ることは、
住まいを守り、家族の安心を守ることにつながります。

「少し気になるな」と感じたら、
ぜひ一度、基礎の状態をチェックしてみてください 😊

ES保信のよもやま話~雑学講座24~

皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。

 

基礎工事はここまで進化!

 

基礎工事は、
「建物を支えるだけの工事」から
“地盤 × 耐震 × 長寿命 × 省エネ”を支える高度技術 へと進化しています。

この記事では
最新工法、地盤改良、耐震技術、長期優良住宅基準、IoT管理など
現代の基礎工事の最前線を徹底解説します🏗️🔥


■ 現代の建物に求められる基礎性能とは?🏠

建物の基礎には、昔以上に厳しい性能が求められています👇

  • 耐震性(大地震に耐える)

  • 耐久性(寿命を長く保つ)

  • 防湿性

  • 断熱性

  • 省エネ性

  • 地盤沈下への耐性

基礎は建物の“質”を決定づける重要要素。


■ 地盤調査は基礎工事のスタート🎯📏

地盤調査は基礎の工法を決定する最も重要な工程。

代表調査👇

  • スウェーデン式サウンディング試験(SWS)

  • ボーリング調査

  • 表面波探査

地盤の強さを確認し、
必要に応じて 地盤改良 を行います。


■ 地盤改良の種類をわかりやすく解説🌍🛠️

地盤が弱い場合、以下の工法を採用。


● 表層改良

地盤の浅い部分を固化材で固める。


● 柱状改良(最も多い)

地中に柱状の改良体をつくる工法。
直径60cm程度の固化柱を数十〜数百本配置。


● 鋼管杭

鉄の杭を支持層まで打ち込む。


● 砕石パイル(エコ工法)

砕石で地盤を締め固める。
環境に優しく人気上昇中。


■ 最新の基礎工法“耐震 × 省エネ”を実現🏡✨

現代の基礎工事では、以下のような進化した工法が採用されています👇


● 高断熱基礎断熱工法

床下ではなく“基礎そのもの”を断熱。
→ 省エネ性UP
→ 結露に強い
→ 床下温度が一定


● 基礎一体型気密工法

気密性能を向上させるため、
基礎部分で隙間を徹底排除。


● 圧密沈下対策基礎

軟弱地盤での沈下を長期的に抑制。


■ コンクリートは“温度で品質が変わる”🌡️

基礎工事の品質管理では、
コンクリート温度の管理が非常に重要です。

夏👇

  • 打設後に急激に乾燥 → ひび割れリスク

  • スランプ調整が必要

冬👇

  • 凍害のリスク

  • 強度発現が遅い

  • 加温・保温養生が必須

職人の技と管理が品質を大きく左右します。


■ 鉄筋の品質管理も進化🧱✨

最新の管理ポイント👇

  • 配筋写真のクラウド管理

  • 鉄筋結束の自動化

  • 鉄筋位置センサー

  • 3D図面(BIM/CIM)で配筋干渉を防止

昔より圧倒的に精度が向上しています。


■ 基礎工事に登場したIoT・デジタル技術📱🏗️

基礎工事にもデジタル化の波が。


● 施工管理アプリ

配筋検査・コンクリート温度管理・写真記録。


● 3D図面(BIM)

干渉チェック・レベル確認。


● クラウド監理

現場状況がリアルタイムで共有。


● 地盤データベース

地盤改良の最適化。


■ 基礎工事の“よくある失敗”とその原因⚠️

● かぶり不足

→ 鉄筋が錆びて基礎寿命が短くなる。


● レベル誤差

→ 建物の傾きに直結。


● 配筋ミス

→ 耐震性低下。


● コールドジョイント

→ 打継ぎ管理ミス。


プロの基礎工事業者は、これらを未然に防ぐため
徹底した管理 × 職人の技術 × 経験 を組み合わせています。


■ まとめ🌟

基礎工事は、
「建物の安全性を決める最も重要な仕事」。

現代の基礎工事は

  • 地盤改良

  • 耐震技術

  • 断熱・気密

  • デジタル施工
    など、高度な技術が求められます。

建物は“基礎が良ければ一生安心”。
確かな技術と誇りを持つ職人たちが、
今日も建物の未来を支えています🏗️🔥

 

弊社では一緒に働く仲間を募集しています♪

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ES保信のよもやま話~雑学講座23~

皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。

 

「建物の命を支える最重要工程」

 

 

家づくり・建物づくりの中で、
「最優先で絶対に手を抜いてはいけない工程」
それが 基礎工事 です。

基礎は建物全体を支える“土台”。
コンクリートと鉄筋でできた構造体で、
地震・地盤沈下・台風・荷重に耐えるための最も重要な存在です。

しかし、多くの人が「建物の外観や間取り」ばかりに目がいき、
基礎の重要性が見落とされがちです。

今回は、基礎工事の流れ、注意点、現場の技術、品質管理などを
3000字以上で分かりやすく解説します✨


■ 基礎とは何か?建物を支える“縁の下の力持ち”️

建物の重さは数十〜数百トン。
この荷重を地面へ分散し、建物が傾かないように支えているのが 基礎 です。

基礎の役割

  • 建物をしっかり支える

  • 地盤沈下を防ぐ

  • 地震の揺れを吸収

  • 湿気の上昇を防ぐ

  • 建物の耐久性を高める

基礎が強ければ建物は長持ちし、弱ければどんなに立派な家も不具合が出ます。


■ 基礎の種類を分かりやすく解説

基礎には主に3種類あります


① 布基礎(ぬのきそ)

一般的な住宅で多い方式。

  • 建物の壁や柱の下に帯状に設ける

  • 比較的コストが抑えられる

  • 地盤が良い地域で使用される


② ベタ基礎(防湿基礎)

現在もっとも採用されている工法。

  • 建物の底面を“全面コンクリート”で覆う

  • 地震に強い

  • 湿気を遮断できる

  • シロアリ対策にも効果的


③ 杭基礎(くいきそ)

地盤が弱い場合に使用。

  • 地中深くまで杭を打ち込む

  • 建物の荷重を固い支持層へ伝える

  • 大規模建築でも使用

地盤調査の結果によって最適な基礎を選びます。


■ 基礎工事の流れをプロ視点で徹底解説️

基礎工事は、大きく10の工程で進行します。


① 地縄張り(配置の確認)

敷地にロープで建物の位置を示し、
お客様・施工管理・大工が最終確認します。


② 根伐り(掘削)ショベル・ユンボで掘る

基礎の深さ分、土を掘り下げる工程。

ポイント

  • どのくらいの深さまで掘るか

  • 地盤の硬さの確認

  • 湿気や地下水位

  • 軟弱層の判断

掘削は基礎工事の始まりであり、慎重さが求められます。


③ 砕石敷き・転圧

砕石を敷き、プレート・ランマーなどでしっかり締固め。

重要ポイント

  • しっかり転圧して沈下を防ぐ

  • 均一な地盤を作る

  • 高さの基準を正確に守る

地盤の“下支え”となる大事な工程。


④ 防湿シート敷き(湿気対策)

地面からの湿気が基礎に上がらないよう、
防湿シートを敷きます。

湿気は建物の劣化・腐朽の原因になるため必須です。


⑤ 配筋(鉄筋組み)

基礎工事の中で特に重要な工程。

鉄筋は基礎に“強さ”を与える骨組みで、
コンクリートだけでは出せない 引っ張り強度 を補います。

ポイント

  • 鉄筋のピッチ(間隔)

  • 太さ(D10・D13など)

  • 主筋・配力筋の配置

  • かぶり厚確保

  • 定着長さ

瑕疵保険の検査も必ず実施される最重要工程です。


⑥ 型枠組立(コンクリートを形にする)

型枠とは“枠”のこと。
コンクリートを流して固めるための型。

  • 水平・垂直の割れ防止

  • パネルの強度

  • バタ角の固定

  • コーナー部分の補強

型枠は基礎の“形状と美しさ”を左右します。


⑦ コンクリート打設(流し込み)️✨

基礎工事のクライマックス。

ポイント

  • コンクリートのスランプ(柔らかさ)

  • 温度

  • 天候

  • 打ち継ぎ管理

  • バイブレーターで空気抜き

品質管理が非常に重要で、技術の経験が問われる工程。


⑧ 養生(強度を出す期間)⏳

打設後すぐに型枠を外すのではなく、
コンクリート強度が出るまでしっかり養生します。

  • 直射日光

  • 乾燥

  • 寒さ

これらの影響を受ける時期は特に慎重に管理します。


⑨ 型枠解体

十分な強度が確認でき次第、型枠を取り外します。

仕上がり

  • むらがないか

  • ジャンカ(気泡)

  • ひび割れ

  • 寸法精度

最終チェックを入念に行います。


⑩ 完成・外周清掃・引渡し✨

美しい基礎は建物の品質の証。
最終クリーニングと点検後、次の工程(上棟)へ。


■ 基礎工事で特に注意すべき“品質リスク”⚠️

経験が浅い業者や管理が不十分だと、重大な欠陥につながります。


● クラック(ひび割れ)

乾燥収縮・施工不良が原因。


● 鉄筋のかぶり不足

→ 耐久性が低くなり、錆びる原因。


● コンクリート強度不足

→ 打設不良・気温・配合の問題。


● レベル不良

→ 建物全体が傾くリスク。


専門業者はこれらを徹底管理し、
不具合ゼロを目指すのがプロの仕事です。


■ まとめ

基礎工事は、建物づくりの中で最も重要な工程。
目には見えなくても、建物の安全性・耐久性・住み心地は
この“基礎の品質”で決まります。

確かな技術、正確な施工、細かな管理──
基礎工事はまさに職人の誇りが詰まった仕事です️✨

 

弊社では一緒に働く仲間を募集しています♪

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