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日別アーカイブ: 2025年11月17日

ES保信のよもやま話~雑学講座24~

皆さんこんにちは!
ES保信株式会社、更新担当の中西です。

 

基礎工事はここまで進化!

 

基礎工事は、
「建物を支えるだけの工事」から
“地盤 × 耐震 × 長寿命 × 省エネ”を支える高度技術 へと進化しています。

この記事では
最新工法、地盤改良、耐震技術、長期優良住宅基準、IoT管理など
現代の基礎工事の最前線を徹底解説します🏗️🔥


■ 現代の建物に求められる基礎性能とは?🏠

建物の基礎には、昔以上に厳しい性能が求められています👇

  • 耐震性(大地震に耐える)

  • 耐久性(寿命を長く保つ)

  • 防湿性

  • 断熱性

  • 省エネ性

  • 地盤沈下への耐性

基礎は建物の“質”を決定づける重要要素。


■ 地盤調査は基礎工事のスタート🎯📏

地盤調査は基礎の工法を決定する最も重要な工程。

代表調査👇

  • スウェーデン式サウンディング試験(SWS)

  • ボーリング調査

  • 表面波探査

地盤の強さを確認し、
必要に応じて 地盤改良 を行います。


■ 地盤改良の種類をわかりやすく解説🌍🛠️

地盤が弱い場合、以下の工法を採用。


● 表層改良

地盤の浅い部分を固化材で固める。


● 柱状改良(最も多い)

地中に柱状の改良体をつくる工法。
直径60cm程度の固化柱を数十〜数百本配置。


● 鋼管杭

鉄の杭を支持層まで打ち込む。


● 砕石パイル(エコ工法)

砕石で地盤を締め固める。
環境に優しく人気上昇中。


■ 最新の基礎工法“耐震 × 省エネ”を実現🏡✨

現代の基礎工事では、以下のような進化した工法が採用されています👇


● 高断熱基礎断熱工法

床下ではなく“基礎そのもの”を断熱。
→ 省エネ性UP
→ 結露に強い
→ 床下温度が一定


● 基礎一体型気密工法

気密性能を向上させるため、
基礎部分で隙間を徹底排除。


● 圧密沈下対策基礎

軟弱地盤での沈下を長期的に抑制。


■ コンクリートは“温度で品質が変わる”🌡️

基礎工事の品質管理では、
コンクリート温度の管理が非常に重要です。

夏👇

  • 打設後に急激に乾燥 → ひび割れリスク

  • スランプ調整が必要

冬👇

  • 凍害のリスク

  • 強度発現が遅い

  • 加温・保温養生が必須

職人の技と管理が品質を大きく左右します。


■ 鉄筋の品質管理も進化🧱✨

最新の管理ポイント👇

  • 配筋写真のクラウド管理

  • 鉄筋結束の自動化

  • 鉄筋位置センサー

  • 3D図面(BIM/CIM)で配筋干渉を防止

昔より圧倒的に精度が向上しています。


■ 基礎工事に登場したIoT・デジタル技術📱🏗️

基礎工事にもデジタル化の波が。


● 施工管理アプリ

配筋検査・コンクリート温度管理・写真記録。


● 3D図面(BIM)

干渉チェック・レベル確認。


● クラウド監理

現場状況がリアルタイムで共有。


● 地盤データベース

地盤改良の最適化。


■ 基礎工事の“よくある失敗”とその原因⚠️

● かぶり不足

→ 鉄筋が錆びて基礎寿命が短くなる。


● レベル誤差

→ 建物の傾きに直結。


● 配筋ミス

→ 耐震性低下。


● コールドジョイント

→ 打継ぎ管理ミス。


プロの基礎工事業者は、これらを未然に防ぐため
徹底した管理 × 職人の技術 × 経験 を組み合わせています。


■ まとめ🌟

基礎工事は、
「建物の安全性を決める最も重要な仕事」。

現代の基礎工事は

  • 地盤改良

  • 耐震技術

  • 断熱・気密

  • デジタル施工
    など、高度な技術が求められます。

建物は“基礎が良ければ一生安心”。
確かな技術と誇りを持つ職人たちが、
今日も建物の未来を支えています🏗️🔥

 

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